ラッキーな好き嫌い②

昨日は嫌いな食べ物について書いたけれど、今回は私の好きな食べ物について書きたい。

私の好きな食べ物には大きく分けて2種類あり、1つ目は甘い物全般、2つ目は味の薄いものである。

1つ目の甘い物全般については「私も同じだ」という方も多いだろう。私は中でもチョコレートとクリーム系が大好きです。

さて、「2つ目の味の薄いものとは?」と思うかもしれないが、具体的にはコンニャクや豆腐である。

ちなみに、生野菜・ボイル野菜のサラダやお浸しなど、自分で味を調節できるものも好き。

基本的に薄味好みということもあり、しょっぱめな総菜の中にコンニャクや豆腐などの味が薄いものがあると「ホッ」として「好き~」となる。

コンニャクや豆腐はどれだけ食べても口の中がしょっぱくならないのが嬉しい。

私は全部の料理にしっかり味がついていると、なんというか、逃げ場がないような感じがして辛くなってしまう。

ちなみに、レシピに豆腐とコンニャクが出てきたら、たいてい規定量の2倍投入するくらい好き。

規定量じゃ物足りない。

他人に「コンニャクと豆腐が好き」と正直に言うと、決まって「嘘だろ」という顔をされる。

奇をてらったことを言いたがる人を見るような目で見られる。

(だからたいていは理解してもらいやすい「甘いもの好き」の方しか話さない。)

私にとってはウニや生牡蠣などよりもずっと美味しいのだけれど、どうも伝わらないのだ。

ほぼ必ず「味ないじゃん」と言われる。

いや、味がない(正確にはあるけど薄い)のがいいんじゃん!!

こんなとき、私は「同じものを食べても、人によって感じる味って違うんだろうな」と思う。

私が食べて感じているコンニャクと豆腐の味と、他の人が感じる味が同じだとしたら、コンニャクと豆腐が今の位置に甘んじている訳がないのだ。

逆に、私は魚介類全般が苦手なので、できることなら一度他の人の舌で魚介類を堪能してみたい。

特にウニやイクラ、脂ののったブリのお刺身がふんだんにのった船盛を食べてみたい。

それはさぞかし美味しくて、特別な日に食べたくなるようなごちそうなのだろうなぁ。

それにしても、コンニャクや豆腐が好きだなんて、我ながらなんてヘルシーなんだろう。

他にも、私は脂っこいものも甘い飲み物全般もあまり好きではない(たまーに少し口にすると美味しい)。

ときどきテレビなどで、肥満体の人がダイエットをしてこんなに変わりました、という番組がある。

そこで、肥満体になるまでの食生活が再現VTRで紹介されるのだけど、それこそマヨネーズチーズ丼とか、から揚げ20個とか、毎日コーラ2本とか、私だったら頼まれても食べられないなと思うものばかりだ。

そういう番組を観るたびに「こういう、体にあまり良くないものを美味しいと感じる好みの人は、大変だろうなぁ」と思う。

好きな物を食べる、という意味では、私がコンニャクを食べるのと、その人たちがマヨネーズチーズ丼を食べるのは同じだ。

同じく好きな物を好きなだけ食べているだけなのに、気の毒だと思う。

ちなみに、こんな風にコンニャクやら豆腐やら、ヘルシー料理が好きだと書いていると、まるで私がほっそりとした健康美人であるように想像する方もいるかもしれない。

でも、私は前述したとおり、甘い物好きである。

コンニャクや豆腐で減らしたカロリーを相殺どころか余裕で凌駕するほど、甘い物を食べている。

だから、生まれてこの方、ずっと普通~小デブである。

これで甘い物が苦手だったら、それこそほっそり健康美人だったのかもしれない。

でも、こんなに美味しい甘い物のすばらしさを感じられないくらいなら、小デブのまんまでいいや、と思っている。

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